KKポーカー

HUD 活用方法(KKPOKER編)

 みなさん、楽しくポーカーしてますか?kazuniiiです。

今日はKKPOKERのHUD(ヘッズアップデイスプレイ)についての記事を書きたいと思います。

kazuniii

みなさんはオンラインでポーカーする際にHUDは活用していますか?

まず、HUDが何かわからない人もいますよね。HUDとはヘッズアップデイスプレイの略で、ポーカーのスタッツ(統計、プレイデータ)を集計し、相手のプレイスタイルの分析や自己のプレイの振り返りなどに活用するツールです。

スタッツに関してはわからない方は下記のリンクからどうぞ。詳しく解説しています。

スタッツとプレイスタイル こんにちは。こんばんわ。Enjoy Pokerしてますか?kazuniiiです。 今回は NLH における、スタッツとプレイスタ...

現在のオンラインポーカーの世界では、HUDを用いてプレイすることはもはや当たり前になっており、好成績をおさめるために必要不可欠なツールとなっています。

そこで、今回は現在日本でユーザー数を伸ばしているKKポーカーにおける、HUDの活用方法を解説していきたいと思います。

KKPOKERの始め方については下記のリンクからどうぞ。

KKPOKER 始める方へ KKPOKER 始める手順について KKポーカーをはじめたいという方へ始め方を丁寧に解説していきたいと思います。 まず、下...

KKPOKERのHUD 導入方法

まず、KKPOKERのHUDについて、導入の仕方から解説します。(知ってる方は飛ばしてください。)

KKPOKERの下にあるメニューバーからショップを選んでください。

すると、VIPカードが3種類表示されます。

  • Silver Card ← 意味ない
  • Black Card ← オススメ
  • Platinum Card ← 高いが一番機能はいい。

HUDを使えるのは、Black Card か Platinum Card です。(Silver Cardは購入してもほぼ意味ないです。)

Black Card と Platinum Cardの違いはポーカーテーブルにスタッツを表示してくれるかそうでないかの違いです。Platinum Card を購入すると下の画像のように、ポーカーテーブルにスタッツを表示してくれます。

Black Cardでも相手のアイコンをタップすれば、スタッツは見れるので問題ないです。

初心者の方やマイクロステークスをプレイされる方はBlack Cardで全然いいと思います。

有効期間が1年のものは40%オフでお得みたいです。長くKKポーカーで遊ぶかたはこちらのほうがお得ですね。

ここでHUDを購入してもらえれば、準備オッケーです。続いて、HUDの見方について解説します。

HUDの見方(それぞれの数字の意味)

今回はキャッシュゲームの場合のHUDの見方を解説しますね。(気が向いたら他のゲームのHUDについても記事作ります。)

Black Card か Platinum Cardを購入した状態で、相手のアイコンをタップすると次のような画面になります。

このように相手のスタッツ(統計データ)が表示され、そのプレイヤーのこれまでのプレイした過去のデータが表示されます。このように相手のスタッツを自動でまとめてくれるツールをHUD(ヘッズアップデイスプレイ)と呼び、ここから相手のプレイの傾向をつかみ、自分のプレイの判断材料にしていくのです。

KKPOKERのHUDで表示されるスタッツのそれぞれの意味は以下の通りです。

KKPOKERのHUDで表示されるスタッツ
  • VPIP: プリフロップ の参加率
  • PER: プリフロップ においてレイズでの参加率
  • Steal%:プリフロップで前のプレイヤーが全員フォールドした場合、 COBTNSB などのポジションでレイズする頻度
  • Check-raise:フロップでまずはチェックして、相手がレイズした後にレイズする頻度
  • 3-Bet: プリフロップ において、 オリジナルレイザー に対して、 3Bet する確率
  • Fold to 3ーBet:相手に 3Bet された場合にフォールドする確率
  • C-Bet:ポストフロップにおいて CB を打つ確率
  • Fold to C-Bet:相手の CB に対しておりる確率
  • Total Hands:今までそのゲームでプレイしたトータルのハンド数
  • Total Games:今までプレイしたテーブルの数
  • Winner:そのテーブルで一番勝った人に与えられる名誉な称号を獲得した回数
  • Fish:そのテーブルで一番負けた人に与えれられる不名誉な称号を獲得した回数
  • WTSD%:フロップまで進んだとき、さらにショーダウンまでいく確率
  • W$SD%:ショーダウンして、勝っていた確率

以上はKKPOKERにおける、簡易HUDに表示されるスタッツの概要です。始めての方はどの値に注目したらいいかわかりませんよね。

次はこのHUDの活用方法を解説していきます。この、数字を見るだけで、強いプレイヤー、弱いプレイヤーが一目でわかりますし、そのプレイヤーの弱点も見えてきます。ぜひ、HUDの活用方法を学んで、成績の向上につなげて頂けたら幸いです。

KKPOKERのHUDは簡易HUDと名前がついている通り、かなり簡易的なものです。ポーカースターズなどの世界的に有名なオンラインポーカーサイトでは、ホールデムマネージャー3やポーカートラッカー4など有名なHUDソフトが使用でき、もっと詳細なスタッツを表示したり、プレイの分析などをすることができます。KKPOKERはスマートフォン、タブレット専用アプリなのでそのようなソフトは使えませんが、別のオンラインポーカーサイトで遊ぶときは導入するのもいいかもしれません。

HUDの具体的な活用方法

①VPIP、PFRを確認する。

HUDで一番重要な値です。この値を見ると相手がタイトなのかルースなのかわかります。

6人のキャッシュゲームの場合、VPIPが18%~24%(PFRは10%~15%)は タイト なプレイヤー、24%~30%(PFRは15%~20%)なら ルース なプレイヤーと呼べるでしょう。例えば、この値を使って、相手のレイズに対して、コールするかレイズするかの判断材料にすることができます。

kazuniii

《具体例》

UTGが 3BB でオープンしてきた、自分は CO で ATo を持っている。コールするべきかフォールドすべきか・・・・

相手のPFRを見てみると12%だった、かなりタイトなプレイヤーでAA~TT、AK、AQ、AJ、KQなど強いハンドを持っている可能性が高い。なのでATはドミネイトされている可能性も高く、かなり分の悪い勝負になりそう。だからここはフォールドしておこう。

的な感じです。

また、自分のレイズに対して、コールしてきた相手が何を持っている可能性があるかも、この値を参考に推測ができます。もちろん、タイトなほど強いハンドを持っている可能性が高いですし、ルースなほど広くいろんなハンドが考えられます。

kazuniii

《具体例》

自分はUTGでAQoを持っているので、3BBでオープンしたとします。COのプレイヤーがコールして、他のプレイヤーはフォールドしたとします。

この後、フロップに進んでアクションしていくわけですが、この時点で相手のVPIPを確認してみてください。VPIPが30%のプレイヤーと18%のプレイヤーでは持っている可能性があるハンドの幅が全然違います。(これを ハンドレンジ と呼びます。)

30%のプレイヤーはハンドレンジが広く、弱いポケットペアやスーテッドコネクターなどそんなに強くないハンドが出で来る可能性がありますが、18%のプレイヤーからそういったハンドが出てくる可能性は低く、より強いハンドを持っている可能性が高くなります。

この情報とフロップ出たカードを踏まえて、フロップで CB を打つかなどの判断材料にするのです。

このようにして、VPIP、PFRを確認することで相手のハンドレンジを推測し、アクションの指針にすることはあなたのポーカーにおける勝率をぐっと上げることになります。ぜひHUDを導入した際には、確認してみてください。

VPIPが適正値から極端に高いプレイヤーがときどきいます。(VPIP50%以上)

このようなプレイヤーは フィッシュ である可能性があります。こういうプレイヤーの特徴はハンドを絞らず、フロップ見たいがためにコールして状況も考えずにコールしたりしています。このようなプレイヤーが多く座っているテーブルはいいテーブルなのでVPIPに注目して、テーブル選びすることをオススメします。

②WTSD%、W$SD%を確認する。

HUDを見る際にWTSD%、W$SD%も非常に重要な値です。

KKPOKERでは下の棒グラフ見たいなので表記されています。

NLHにおいて、 WTSD% の適正値は20%~30%、W$SD%の適正値は50%となります。この値はフロップ以降のプレイの有効な判断材料になります。

例1:WTSD%が20%で、W$SD%が55%のプレイヤーの場合

このプレイヤーはショーダウンまで行く頻度が低く、ショーダウンしたときの勝率が高いと言えます。つまり、本当に強いハンドを持ったときだけ、リバーまでいきブラフをする頻度は少ない傾向があることがわかります。こういうプレイヤーには強いハンドを持っていないときでも高い頻度でCBを打つのが利益的です。何も持っていないときは素直に降りてくれます。もし、CBにコールされたときは強いハンドをもっている可能性が高いので、ターン以降のプレーは慎重になりましょう。

例2:WTSD%が35%で、W$SD%が45%のプレイヤーの場合

このプレイヤーはショーダウンまで行く頻度が高く、ショーダウンしたときの勝率が低いと言えます。つまり、弱いハンドでコールし、リバーまでいく頻度が高く、ショーダウンで負ける確率が高いということがわかります。こういうプレイヤーにブラフはしずらいですね。逆に、自分のハンドが強いときに積極的にバリューベットして、相手から多くのチップを奪うチャンスがあるということです。

このように、WTSD%、W$SD%の値に注目することで、ポストフロップでのプレイに役立てることができます。

今回の記事は以上です。とりあえず、上記の2種類の値を中心に注目しながら、HUDを活用すれば勝率アップが見込めると思います。他に注目すべき値はあるのですが、重要度は低いのでまた機会あれば解説したいと思います。

HUDを活用して、相手を正しく分析することであなたのポーカーがもっと楽しくなれば幸いです。それではまた、Enjoy Poker!!!

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